第91話 ある人物のメッセージ 其の壱 にっき |
はじめて投稿します。 |
第92話 ある人物のメッセージ 其の貳 にっき |
嵐のようなひと月が過ぎて、あの歴史人物に関する記載も読み尽くすと、あの焦燥感も襲ってこなくなりました。 その代わり、今度は昼夜を問わず、急に体が冷たい気に包まれたかと思うと、やはりあの人物の悲しみが胸に宿って、無念の言葉を吐いたり、涙が流れるという状態が始まったのです。 それはもう、授業中だろうと、バイト中だろうと、お構い無しです。 お墓参りでもして供養すればいいのでしょうけれど、その人物のお墓の場所はあまりに遠く、しかもどこにあるかも大まかなことしか分かりません。 ここに来て、死者の念というものを意識し始めた私は、友達に相談しましたが、金縛りや幽霊が出るという話ならともかく、相手が高貴な歴史人物とあって、困った顔で「その時代に思い入れが深いね」と言うだけです。仕方なく、街の占いコーナーの霊感占いに行って相談したのですが、ここでも全く相談ごとと関係ない話でお茶を濁されるだけでした。 もう、仕方ない。 別にその人物は時折、冷たい気(まだ霊気と認めていなかった)を降らせて、その生きた時代の自分の思いを伝えてくるだけで、霊障を起こすわけでも、何か要求したり、私の生活に関する啓示や予言めいたことを言うわけでもなかったし、他人に「行っちゃった歴史ファン」扱いされるのも嫌なので、ただ、読書の指導役のようにして、仲良く付き合うことにしました。あくまでもこの方の誘導だと思いますが、断片的にその時代の別の人物の念も胸に流れ込むこともあり、それはそれで楽しかったのです。 でも、まだ半信半疑。 自分でも心霊現象とは特に意識しない、そんな日々がそれから10年以上も続いたわけです。 |
第93話 ある人物のメッセージ 其の参 にっき |
長くてすみません。何せ10年以上も続いた話なので。 その10年以上の日々、メッセージが届く以外に不思議なことが全く無かったわけではありません。 この人物に導かれてというのでは全く無いのですが、結局、大学の専攻科目の関係で、私はこの人にゆかりのある地方を度々訪れるようになりました。 最初にその地方に行った夜のこと、「もしも、ここにおいでなら、験(しるし)をください」と念じたら、夜空にフラッシュが光りました。初めてそのお墓を訪ねたときも、「もしも本当にあなたが○○様なら、いつかあなたのお墓に行ったとき、雨を降らせてください」と学生時代結んだ約束も、その分かりにくいお墓への参道にタクシーで差し掛かった瞬間、雨粒が落ちるという形で果されました。一度だけ、これは天の計らいかと思うような巡り合わせで、文化事業を起こそうとしたとき、言葉に尽くせないほど邪な人物のせいで中止せざるを得なくなり、「あの者にこのような天罰を与えてください」と願ったら、その通りになったと言うこともありました(誓って、呪いではありません)。 この天罰が実際になった頃、私自身の霊感も強くなって、他人の守護霊や守護神を映像で捉えたり、メッセージを聴くこともありましたっけ。これは本人たちに確認して、本当にそういう身内がいたり、生まれる時に母親がその神様に守護を頼んだという事実があったので、凄い的中率でした。地縛霊や悪霊は感じることはあっても、ビジョンまでは浮かびませんでした。 それでも、すべては偶然の範囲で済まされます。 できるだけ、絶対にそうだと自分から信じ込まないように、そしてそれを生活の中心にしないように、私はその霊?(当時としてはまだ?にしていた)と付き合ってきました。何より、その人物の霊がとても静かで、やっぱり想像の産物かと思うほど、姿を見せることも無ければ、聴覚を通じて何かを伝えると言うことは一度もありませんでした。 |
第94話 ある人物のメッセージ 其の四 にっき | |
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第95話 ある人物のメッセージ 追記 |
多分、夏休みで小中学生の方も沢山こちらのサイトを見ておられると思います。それで、こういう話を書いた責任上、申し上げておきたいと思います。 歴史人物と交信するって、面白そうと思われるでしょうが、決して自分から呼ぶようなことはしないで下さい。 と、言うのは、歴史人物というのは有名であれば神にも祭られ、人から尊敬されて、もう霊界の高い所にいらっしゃる方がほとんどだと思うのです。 だから、素人が読んだ所で、そう簡単には出てきてくださらないし、その人物の名をかたる低級霊を呼んでしまうことも十分あり得ます。何より、何千年、何百年と無念を秘めている霊なら、怨霊と化しているかも知れません。 私に降りた方は無念こそ訴えてこられましたが、歴史書(小説ではありません)を見ても、史実としてとても慈悲深い方でした。これは幸運なことだったと思います。しかし、そんな方でも無念と悲しみを訴えるときには、こちらの生活を混乱させるような強い念を送って来られます。 まして、コックリさんでそういう方々の霊を呼ぶのは最大の非礼です。絶対にしてはいけません。歴史的な知名度と、人物の念の深さは別物です。無名だけれど、惨たらしい殺され方をした人間の怨念が、今も心霊スポットに浮遊していることから、その怖さを分かってください。 何か感じたと思うなら、霊的な検証もよいですが、歴史書(歴史小説は無意味)でその事件の事実関係、その時代の法律、経済、宗教などを調べて、間違っているところがないか見てください。 英雄やお姫様の霊が降りたら自分もそのような生き方をできると思うのも間違いです。守護霊になって下さるか、また、どのように守護して下さるかは、霊にもよるし、人間にもよるのではないでしょうか。 霊能者でもないくせに偉そうなことを書きました。間違いもあると思います。でも、これはその方の霊に導かれながら、一つの時代の思念の世界を見てきた私の実感です。 |
第96話 盛り塩2 夜鬼 (15〜64 参照) |
盛り塩の件ですがkonさんのいうように私も商売繁盛祈願かと思いました。
そのことを友達に言ったところ、そのパチンコ屋のトイレで数年前に自殺者がでてると言うのです。 考えすぎかもしれませんがそれ絡みだとちょっと近寄りたくないですね。 |
第97話 人魂の話その1 レイナ |
そんなに怖い体験じゃなかったんですが、一様報告させていただきます。 人魂の話 実は私、最近別れた彼がおりまして、原因は「会えない」と言う事です。 私は現在フリーターですが(病院に通ってますが)相手は忙しい人で 残業などで(今思えば本当か?と思ったりする)連絡が取れるのが 夜11時過ぎ。電話で話そうにも、我が家は壁が薄いので、深夜に話していると 両親に怒られるので、もっぱら会話はメールでした。 夜更かしが苦手な私は、11時という時間まで起きているのがキツイのに、 厄介な事に「今週は夜勤だ」と言われ、もう限界。別れる事になったのです。 それでも、最後のわがままに、夜勤中は仕事を早めに終えて時間を作る との約束で、夜勤勤務にメールで付き合う事になったのです。 フリーターの私は寝坊しても構わないのでOKしました。 なにより「これが終われば別れられる」という考えでいっぱいでしたので… |
第98話 人魂の話その2 レイナ |
そして始まった月曜の夜。 8時頃にメールが来て、2〜10分に一通という 感覚でメールのやり取りが始まります。しかし向こうはまだ仕事が残って いるとの事で、「仕事が終わったら連絡する」といわれ11時頃まで、 眠気覚ましのガムを食べて起きる。そしてその日は明け方7時30分まで やり取りが続きました。人生初めての徹夜…午後には爆睡でした。 そして二日目。夜11時30分頃に「あと少しで仕事が終わる」とメール。 それからまたメールのやり取りが続き、気が付けば深夜1時30分。 [あ〜あとすこしで丑三つ時…]そんな事を考えてしまいました。 彼には私には霊感がちょっとあるなんて話してません。 そして彼からメールが届き返事を作っていました。 部屋にはテレビ(消音)の明かり と携帯電話の明かりだけ、 電話の時計表示は01:56… [後少しで2〜4時のお化けが出る時間だぁ…]と思っていると、 なにかが携帯の陰に浮かびました。 青白い…ソフトボールよりちょっと 小さい感じの…。 私は電話をずらして、その物体をみると、それはスーッと 部屋の北東の壁に消えていきました。そして壁にぶつかった瞬間「バシッ」っと ラップ音…[人魂…?オーブ…?本物?]そんなに恐怖はなかったんですが しばらく壁を見つめてしまい、20分ほどボーッとしてしまって相手から 「生きてる?」なんてふざけたメールが届きました… そしてその人魂は、翌水曜日も出ました。正確には木曜日の早朝2時30分頃ですが その時は、ベットサイドから、私の足元に向けてスーッっと移動して消えました。 さすがに二日続けてみると怖いので、木曜〜金曜にかけてはメールをお休みしましたね。 同じ魂なのか、プラズマなのか(爆)、不思議な体験でした。長文ですいません; |
第99話 峠の走り屋の体験 番 広島県 25才 男性 |
やっふ〜〜。 それにしてもあちぃーね。 こんな日は山ん中かっとばすのが一番w この前一人で夜中峠道走ってたら窓開けてないのに 背中をトントンっとされるように服がなびいちゃって。。 怖くてバックミラー見れなかったよw |
第100話 畳から しほ |
ある漫画家さんのお母さまの話です。 お寺のすぐ近くにある家に住んでいて、御葬式があると家の前を葬列が通ったそうです。 ある夏の日突然、息が苦しくなって目を覚ましたお母さまが寝返りをうったその時、 畳から人の顔が半分だけ現れたのだそうです。 そして金縛りに遭って動けなくなったのだそうです。 少したって顔が消えた途端、体が動くようになったようです。 そして次の日、家の前を葬列が通ったそうです。 |