第41話 ニアミス2 ななさん

これは以前にもお話した一軒家での事です。
その家に住んでいた頃は今考えると変な事だらけでした。
高校生の時でしょうか。
夜の10時少し前、相変わらず母はソファーでうたたね。
私はテレビをみていました。
やはり母はうなされてます。
ちょうど9時台の番組が終わり、
冬ということもあり唇が乾燥しがちな私は2階の自分の部屋にリップを取りに行きました。
そしてすぐに1階に戻りました。
私が居間を不在にしてたほんの2〜3分の間に母は怖い体験をしたそうです。
私が居間を出たとたん金縛りに遭いガリガリに痩せた子供だか女だかに思いっきり首を絞められ、
苦しさに首を絞めていた手をつかんだらこの世の者とは思えない凄まじい力で、
必死の抵抗もむなしく「ああ、もうダメだ」と思った瞬間階段を下りてくる私の足音が聞こえ、
私が居間のドアを開けた瞬間にぱっと金縛り&首絞めはなくなったそうです。
母には「あんたは魔よけだ」と言われ感謝されました。

第42話 嫌な予感 しほ 
私の母の話です。
以前母の勤めていたレストランで、ランディー(仮名)というイヌが昼休みによく遊びに来ていたそうです。
ランディーはレストランのある従業員の飼い犬で、当時レストランの人気者だったそうです。

そんなある日のことです。
母が通勤中、突然頭の中にランディーの姿が思い浮かんだそうです。
何でだろう?と思いながら母は仕事場に向かいました。
そしたら、ランディーの飼い主の従業員が泣いていたのです。
母が、
「どうしたの?」と聞くと、
「昨日、O市のT公園にランディーと一緒にいったら、
何かの大きな音に驚いて突然走り出して逃げてしまって、行方不明になった。」
と言ってきたのです。
ランディーは十日後ぐらいに見つかってとりあえずよかったです。
母の頭に突然思い浮かんだのは、いわゆる”嫌な予感”だったんでしょうか? 

第43話 ついて来るもの 彩 
私の家とおばあちゃんの家の間の距離は歩いて4分程で行けるほど近いんです。
ある日の夕方、
そのおばあちゃんの家に私の家族と近くに住んでるいとこの家族が集まって
一緒に晩御飯を食べてたんです。
7時もそこそこ過ぎてきた時、私は録画したいテレビがあったので、
歩いて家まで戻ろうとおばあちゃん家を出たんです。
1,2分ぐらいかな、なんか後ろが気になって振り返ったら
6〜8mぐらい離れた所を黒いモヤモヤした影がついて来るんです。
「あぁまたか」とかって思いながらまた前を向いて歩き出しました。
しばらくして振り返るともういませんでした。
そうなんです、私はなんか結構(変な日本語(汗))黒いモヤモヤした影を見るんです。
見えなくてもなんかいるような気がして・・・。
今もお風呂に入って湯船につかって頭を浴槽の縁にもたれさせると
後ろから頭をつかまれてる気がしてなりません。
それがイヤで最近は湯船につかってません(風邪ひくぞオイッ!)

P.S.
私の飼ってる犬(ウエスティ)も唸ってるかと思うと急に何もない所に向かって吠え出すことありますよ。
第44話 水神の使い  沙羅
私のクラスメイトに、Rちゃんというとても可愛い女の子がいます。
高校に通い始めてから知り合ったのですが、私達はとても仲の良い友達になりました。

ある日、私達のクラスは自然学習合宿ということでとある場所へ行きました。
私のクラスの女の子は、Rちゃんと私を除いて皆都会っ子なので、
学習中にとんぼやバッタが飛んでいるのを見ただけで大騒ぎでした。
そんな時、小さな灰色の蛇が足元の草の間からちょこんと顔を覗かせました。
一瞬にして悲鳴があがり、皆パニック状態になってしまいました。
私はその蛇は毒蛇ではないと知っていたので、取り敢えず皆を落ち着かせようと必死でした。
しかし、余程蛇が嫌いだったのか一人の子がその蛇に石を投げつけようとしました。
その時「だめ!!」と大きな声でRちゃんが言いました。
彼女は普段とても大人しいので、皆彼女の出した大声に茫然としていました。
その後、蛇は何事もなかったかのように帰っていきました。
どうしてあの時にあんなに必死だったのかを彼女に尋ねました。
すると彼女は「蛇は私を守ってくれるから、恩返しをしただけ」と言っていました。

彼女の家は代々続く農家の纏め役の家で、豊作を願い水神の使いとして蛇を家で祭っているとのこと。
彼女の両親は信心深い人のようで、彼女も幼い頃からよく一緒にお参りに行ったとのことです。
現在の彼女はとても元気ですが、小さい頃は身体も弱くいじめにあっていたそうです。
ある日、そのいじめっこのボス(?)が彼女を帰り道で突き飛ばし、左足に怪我をさせたそうです。
するとその夜、いじめっ子が飼っていた犬が激しく吠えはじめました。
その子の父親が泥棒でも来たのかと様子を見に行くと、
何と犬の左の後足に蛇が何匹も噛みつき、絡み付いていたそうです。
それ以来、彼女はいじめにあわなくなったとのこと。
恩返し…とでもいうのでしょうか。
本当にあるんですね、こんな話。



第45話 コンビ二のバイトで出た 貞子ISM
ほんじゃ、アッシが一つ涼む話を。。。。。
先日。。。。

バイト先のコンビ二で店内清掃をしていたら
窓の方から。。。
カタン。。。カタン。。。。カタン。。。。。
って音がするんで見てみたら
広告用ののぼりが窓にぶつかっていたんでげす。。。
またしばらくすると。。。。
トン・・・トン・・・・トン・・・・・トン・・・・・

って音がするんで
「またのぼりが窓にぶつかってるんかぁ。。。」
と思って無視したら。。。。
何かたたくような音が聞こえてくるのよ!!
トン・・
って音が
バシッ!バシッ!!バシって
・・・・・・で音のするほう見たら
有得ない位置、窓の上の端っこから手が出てて。。。
窓をたたいてるの。。。。
んで・・・・・「あ・・・・・・・・・」とかいってるうちにきえちったの。。。。

オーナーに聞いたら。。。
んと。。。前に車がお店に突っ込んできたときに(交通事故)
運転手が右腕切断ってかちぎれてたんだって。。。
第46話 助けられた? さとみ
中学生の時の話なのですが。
青森なので、冬は石油ストーブが各教室において有りました。
そのストーブで休み時間に暖をとっていた時の話です。
机を椅子代わりにして座っていたら、突然クラスメートの女の子が、私を押したのです。
どうやら、私が座っていた机に自分も座りたかったので、意地悪をしてのようです。
私は体勢を崩してしまい、ストーブの上の部分が顔にせまってきました。
あ、このままじゃ顔全体が火傷してしまう。鼻とか皮膚とかどうなるのかな?
なんて、冷静に想像していると、
ふっと、左の手が何かの布を掴んだのです。
慌ててそれにつかまるようにして体勢を立て直すと、私の左側には誰もいないのです。
あれ?と思い、近くにいた数人の友達に、今あった事を説明したのですが、
誰もその現場を見てないし、誰もつかまれてないと言うのです。
でも、私は確かにストーブの暑い熱気を感じたのです。

第47話 夜の学校で さや 21才 女性
高校に勤めてますが、教員じゃないよ。
私の学校でも警備の人が女の子の霊見たって言ってた。
夜8時すぎに巡回してたら、機械科教室のあたりで見たんだって。
真っ暗な教室でぼーと光っているような女の子を。
驚く警備の人に向かって
「ニーッ」
と笑った;;
その校舎は昔からよく出ると言われてるいわくつき。
ても女の子が出たのは初めてだったみたい。
第48話 金縛り マキコ
自分は部屋で一度金縛りにあってから、自分の部屋で寝るのは無理ですねー…
霊なんかは出てきてはないんですけど、なんかぴしっと自分だけが凍ってるみたいな。
でも、金縛りって脳が寝ている状態にある時に起こるらしいんですよ、だから霊現象ではない、と。
疲れてる時によくなるらしいですよー
もしなにか見えてもそれが、脳が勝手にそう言う風につくりあげてしまうらしいんです。
前にTVの特集でやってました。
でも気持ちのどこかで霊かもしれないと思って、部屋で寝られないんです。
第49話 座敷わらし 神社 采香
怖い話じゃないかもしれませんが、とりあえず書いてみました。
この間、私と真中の妹と大阪に行っていた時の体験談です。
てか、私じゃなくて家にいたお母さんの体験談になります。
私達が大阪に行って2日目の夜、
お母さんがビデオを返しにいかな行けないと思い、行こうとしていた所、
一番下の妹が寝ていまして布団に寝かせたんですって。
そして、リビングの電気をつけたままでテレビもつけたままで、
いかにも居ますよ。みたいな雰囲気を作って返しに行ったそうです。
そして、バタバタ帰ってきたら、玄関先に妹がいたそうです。
そして、泣きながら玄関に来たのかな?と思い、
「Hチャン、起きた〜?」って言いながら、玄関に入って行ったそうです。
そしたら、妹は居なかったそうです。
「あれ?」と思い、妹のトコに行ったら妹はスヤスヤと寝ていたそうです。
「あれは、なんだったんだろう?」と思ったそうです。
あれは、座敷わらしじゃないかな?と、今でもそう思っています。
以前にもありました。こう言うことが…。
私の家は、築40年近くは建ってるそうです。
だから、座敷わらしが住みついたんじゃないかな?とおもっています。
私のお母さんの体験談はおわりです。


第50話 修学旅行の奇怪な体験(沖縄) 奈都貴
私の体験した話を書き込みたいと思います。
私は、この前修学旅行で沖縄に行きました。
そこのホテルには何かがいるらしく、
そういうのに敏感な友達が体調を崩したりしてました。
そして、最終日の夜、廊下を歩く変な足音を、同じ部屋のみんなが聞きました。
それは、戦争中の軍隊の人たちのような、複数の人の「ザッ、ザッ、ザッ」という
揃った行進みたいな音でした。
明らかに見回りをする先生達の足音とは違いました。
その他にも、初日に行ったひめゆりの塔では、友達がデジカメで心霊写真を撮ってしまいました。
ひめゆりの塔には、当時の壕が残っていたのですが、
その中を撮ったところ、
当時の 女学生らしき人たちが防空頭巾をかぶって寄り添って座っているのがはっきりと写っていました。
私もその写真を見たのですが、怖いと言うよりも可哀想な気持ちの方が強かったです。
長々と書いてしまいましたが、他にもおかしな事はたくさんありました。
やっぱり、沖縄の地上戦で亡くなってしまった方が成仏できずにいるのでしょうか・・
その人達のご冥福をお祈りして、戦争のない世の中にしなければいけないなと感じ、
言い方はおかしいかもしれませんが、とても充実した修学旅行になったと思います。
本当に長々とすみませんでした。