第51話 耳鳴り dしほ-

昨日の3時前頃に父と図書館に行って、その帰り道突然、
”ピーーー”っと、耳鳴りがしだしたんです。すごく小さな音で、
”ピーーー”っと鳴ってたんです。
頭をブンブン振ってみても鳴りやみませんでした。
頭を振るのを止めて、川の向こうの道を見てみると、黒い服を着た人たちが集団で出てきたのです。
私が父に、
「あれ、御葬式?」と聞くと、
「さっき昼前にコンビニに行ったとき、あの辺りに御葬式の看板が立ってたから近くでやってたんだろう。」と、答えてきました。(昼前にコンビニに行ったのは父だけです)
そのあと、その場から離れていくと嘘のように耳鳴りは治まりました。
何か関係があったのでしょうか?

第52話  見えぬ足跡  さがみかん
Fがまだ小学生の頃、母親と親戚の叔母達4人で鬼怒川温泉へ行った時のお話です。
ひとつ。
宿で皆が寝静まった真夜中のこと。
その部屋は入り口・座敷・窓辺にソファとテーブルのある極一般的なタイプだったようで、
真ん中にFと母親、二人を挟むように叔母達の位置で寝ており、
Fの位置に丁度入り口があったそうだ。
その入り口から人の入る気配で目覚めた。ふすまは開いていない。
しかし…Fと母親のふとんの間には床を踏んでいくあとが!
畳が足型にへこんでいく…。
すると、ソファのそばに置いていた荷物をごそごそとあさる音だけが部屋に響いた。
この異変に流石の叔母達も気付いた。皆ふとんから恐る恐る様子を伺っていた。
暫くすると音は止み、また足跡を残して出ていった。




第53話 予知  さがみかん
もうひとつ。
翌日タクシーで移動中、運転手さんが夕べ民家で火事があった事を云った。
その時Fは「これか」と思った。
旅行前夜彼女は母親にこう云っていたそうである。
「明日火事がある。行きたくない」
第54話 いやな予感ドタキャン 管理人
火事の件はFさんは予知されてたんですね。
世の中にはしょっちゅうドタキャンする人がいて、とても悪い言われ方をしますけど、
中には予知能力があるためいやな予感に忠実であった結果、という例もあると思います。
旅行など、前から予約が必要なものはその点どうしようもないですね。
私はいやな予感ドタキャンを極力避けるため、
人との約束はできる限りぎりぎりのぎりにしかしない主義を長いこと通してます。
相手への説明は面倒なのでしないです。
「約束はぎりぎりに。なるべくなら前日にしてほしい。そういう主義だから」です。
もしかしたらFさんも・・・・・・・
第55話 死者が帰ってきた話 ghost
たしか、私(現在39歳男)が小学校5〜6年生の夏休みだったと思います、
お盆で父親の実家にいた夜、親類縁者が昔話に盛り上がっていました、
夏休みとゆう事もあったのか深夜(だったと思う)しかられもせず、
その場にいながら皆の輪の中にいました、
いつしか昔あった不思議な話を誰ともなくし始めたようでした、
そして、お袋が「そういえば私も」と隣で大きな声を出したのでした、
そして話し始めたのをはっきり覚えています
以下トラウマの様に覚えている母の話・・・。

「昔私が子供の時のことなんだけど」
私のお父(爺さん)さんが亡くなった時、土葬にするんで皆で埋める場所まで運びに行ってたんです、
母の姉さんは(婆さんは既に亡くなっています)家で皆の夕食の準備をし始めました、
その後すぐに男の人たちが父のお櫃をかついで山へ上っていく所でした、
私はその後をただ付いて行きました、
20〜30分歩いた時突然止まったんです、
前のほうで男の人たちが何やら話してるんです、
「変だで・・軽くなったよな?」
「ああ、軽くなった」
「あげてみっか?」
「いいや、気のせいだべ、さきいぐべ早く」
と言ったような会話だったらしい、
で結局土葬も終わり家に着いた時何やら家の様子が変なのです、
妙にバタバタしてる・・
家に入った母は寝込んでいる姉と遭遇しました、よくドラマで見る頭にタオルを乗せた。
後に回復した姉に母が聞いたところ
皆には「貧血で倒れた」と言っていたらしいんですが本当は、
夕食の準備をしてた時、ふいに左側の窓が気になってみた時、
今さっき棺に入って送られているはずの爺さんが、「こっちを窓から見ていた」といったらしんです。
母が言うには、
あの時父ちゃん、ねーちゃんにも最後の別れしたかったんだと思ってますって言ってました。
私、幽霊とかあんまり信じませんけど母が嘘つくとは思えないし、
私が中学二年のときの事もあるので信じてあげたいと思っています。
第56話 予知夢 ゆり
10年位前花巻空港行きの飛行機が落ちたのですが、
その時私は昼寝をしていて夢を見ていました。
花巻行きのキップを持って電話で誰かに行けなくなってゴメンと言ってました。
起きてきて、テレビのテロップで飛行機が行方不明だと流れていました。
やはり花巻行きでした。
番外 管理人 
実はその事故の話は読んだ記憶があるようです。
花巻と聞いて宮沢賢治の故郷という連想がありましたから。
記憶違いでなければ、事故直前にいやな予感がして乗らなくて助かった人の話だったんですよね。
生死を分けた運命の瞬間、といったような本の中にあった話と思います。
とすると行けなくなってごめん、という話は実際に交わされた会話の可能性があり、
ゆりさんは事故の予知と同時にその会話さえもキャッチしていたのかもしれませんね。




第57話 車の中の恐怖 キッカ
はじめまして。いきなりですが、私の心霊体験を聞いて下さい。

2年程前、私が小学校六年生の時です。
私と弟は叔父と夜中、車でコンビニに行ったんです。
10分程で着き、私は叔父に車の中で留守番をしていて欲しい、と頼まれました。
そのコンビニの近くにある道路は、お墓を潰して造った道路だったので、
少し怖かったのですが「まぁ、良いや。」と気楽な感じでそれを引き受けました。
…しかし、叔父と弟が店に入り、
何気なくサイドミラーを覗くと…それは居ました。
髪の長い女の人が、サイドミラーの中にはりついていたのです。
勿論車の中は私しか居ませんし、周りに人も居ません。
それなのに…。
そしてそれは、表現できないほど恐ろしい顔で私を睨むのです。
…その上、恐怖のあまり逃げ出そうと、体を横にずらしたとたん、私はそれに当たりました。
何と、私の
両隣に黒い服を着た人間が座っているのです。
鍵がかかっているのだから誰も入ってこられない筈なのに…。
直後叔父と弟が帰ってきて、それらは消えましたが、
あれらは何だったのでしょう…?
第58話 死神? 姫冴
私の友だちの友だちが山で死神らしき人影を見たらしいです。
第59話 私と友人 シルラ
私の友人にはなぜか霊感のある人が多いのですが、
小学校の修学旅行で奈良にいました。
私がタロットやった後、就寝時間を過ぎたころ(12時前ぐらいです。)
いきなりその友人が
小さい子が足の上に乗ってるって言い出したんです。
私も多少霊感があるらしく気配とぼんやりと見えました。
離れてくれないのか私の持ってきた塩を盛っていました。
友人はその後普通に眠れたそうですが、私は気配を感じてしまい、
結局3時でした。眠れたのは。
そのほかにも、こっくりさんなどよくやったのですが
一番印象に残ったのはこの話です。
第60話 生ぬるい 光宇
こんにちは、聞いてください。
僕は最近突然、右足が生ぬるい感じで温かくなります。
ホワ〜ンって感じです。
何度もです。
なぜか右足だけです。
去年の今頃もこうなりました。
何なんだ一体?