妻の体験談 その弐です。（妻の口述です）
中学生の修学旅行での話しだそうですが聞いて下さい。

山形県○○市の中学校は大体が東京への旅行です。
楽しい旅行も帰路となり、夕方の新幹線の車中での事。
急に体調が悪くなって回りの皆からも顔色が白くなってると心配され、周囲の座席を空けて横にしてもらいました。
引率の教師は疲れが出たんだろうと話してました。

段々寒気がして毛布を掛けても震えが止まらず、意識も朦朧と
なってきました。そして天井から厭な気配が伝わってきました。
ふと見上げると、物凄い形相をした男が下を向いて張り付いています。
また不思議な事にその男は明らかに天板の上、つまり外にいて腹這いになっているのに姿が見えるのです！
周囲に気付いて貰いたくて必死に｢屋根の上に男がいる！」と叫びました。
しかし後で聞いた所ではうなされていただけの様でした。
その後は意識が無くなり良く覚えていません。しかし、あの時の
男は何か伝えたかったのか、それとも自縛霊だったのか・・・

余談ですが、妻は以前巫女さんに診て貰ったところ「17歳の誕生日で霊力が消える」と言われたそうで、
それから変な体験は無いそうです。