第41話 おかっぱ 白鳥 
学生時代の友達は
明け方胸元が重くて苦しいから目が覚めたんだって

そしたら胸の上におかっぱの頭がのっかってたんだってー。。。。
こっちみてたんだってーー!
その話はものすごく怖かった!
こわいよねこわいよね
だよね。モラシちゃうよ!
第42話 霊道に建つ家 白鳥
あとちがう友達はこたつに入ってねっころがってたら
寝ると頭がちょうど勉強机の下に入る形になるんだけど(部屋が狭くて)
足はこたつにつっこんで、頭は机の下にはいりこむような形ね^^
そしたらいきなり机のほうから、手が
にゅー!ってでてきて
ズルズル机の下へ引っ張られていくんだって。
その手はガッチリした手なんだけど
なんか沼からあがったような泥とか葉っぱとかついてたんだって


そう、机の下に引きずりこまれる感じになるんよ
夢かと思ったけど、自分の姿は上半身は机の下に入った状態でバンザイした形になってるから
こりゃ夢じゃないと。。
コタツからもズリでてたし。
その子の家はかなりデタ。
今思うと、霊道でも通ってた家なんじゃないかと疑うくらいデタよ。
女の人から、武士からなんやかんや・・・
扇風機も蹴り倒されて壊されたって(笑)
それはまた違う霊らしいんだけど、かなり強烈

思えば、その子も体調があまりよくない子だったなあ。。
原因不明の貧血とか、とにかく体がおかしかった
今思うと、霊障じゃないかと^^;
弟がいるんだけど
その弟も部屋に女の人がいてコワイから入りたくないっていつも居間にいたし。
あたりまえのように聞いてたけどさ
こわいよねー。かんがえてみれば。
関東の成増(なります)というところ
わからないだろうけど
昔何かあったところか調べてみようと思ってるよ


第43話 湧き水その1 kon 
そういえば、自分が体験した唯一とも言える不思議な話を
まだしていませんでしたね。
とはいえ、全然怖くも無い上に、話すと長くなってしまうので
話すべきかどうかちょっと迷いますが・・・(苦笑)
聞いていただけると幸いです(^-^;)
(長文・駄文ですが、ご勘弁を(苦笑))

あれは、私が中学校に入学した翌日の帰り道でした。
私の入った中学校は少し遠くて(歩いて3〜40分位)、
私がその時その辺りの道に不案内なこともあって、
その帰り道に私は道に迷ってしまったのです。

私はあっちでもない、こっちでもない、とあちこち歩き続けて、
どこをどう行ったのか、私はどこかの坂道の上の方に
出てしまいました。坂の下の方に目をやると、団地か何かのような建物が
並んでいます。
私はすっかり疲れていたので、ここを降りたら家の近くに行けるかも知れない、
と淡い希望を抱いて坂を降りようとしました。
その時、道の脇に東屋のような小屋があるのに気づきました。
そこは江戸時代の頃からあるという、湧き水の汲み取り所で、誰でも自由に
出入りして水を持っていけると書いてありました。
私はその水を掬って飲み、一休みして落ちつきを取り戻しました。
そこで、家の側にこんな所は無かったと思い直し、そこから引き返して
無事に家にたどり着くことができたのです。

(これだけならただの思い出なのですが・苦笑)続く・・・
)続く・・・
第44話 湧き水その2 kon 
それからしばらく経ち、ふとその事を思い出した私は、
その恩ある東屋(そのおかげでさらに迷わずに済んだのですから・笑)に
もう一度行って、水を飲みたくなりました。(どこをどう迷ったのか気にも
なりましたし)
そこで、湧き水・坂・団地(?)を手がかりに、その場所を探そうと
暇を見つけてはあちこち歩きまわりました。
しかし、いくら探してもそんな場所は全く見つからなかったのです。

それから数年後、私は全くの偶然から例の湧き水の場所を
発見することができました。
しかし、そこは住宅地の中に位置するいわば路地のような細い道で、
坂も団地のような建物も全く影も形もありませんでした。
東屋自体は記憶の通りでしたが、その周りの風景は私の記憶とは
全く違っていたのです。(もちろん、その数年の間に変わってしまったわけでは
なさそうでした。全く違う場所だと言うのがすぐにわかりましたから。)

私は当然混乱しました。それに、あの団地のような場所がどこだったのかも
気になっていたので調べていたのですが、突然手がかりが無くなった格好に
なってしまい、このことは全くの謎として今にまで残っています。

私が見たのは白昼夢だったのか、または疲れによる記憶の混乱だったのか・・・?
それとも・・・?

結局あれから一時期、私は自分の街をあちこち歩きまわって
それらしい所を探していましたよ(苦笑)
しかし、いまだにそれらしい場所は私の前に姿を現していません。
もしかすると、私が自分の町を遠く離れた別の町を訪れた時、
その風景に出くわすかもしれません・・・。
もっとも、当分はこの街を離れる気はありませんが(汗)

しかし、もしあの場所が”この世界の所ではない場所”だったなら・・・
私は今この場所にいることはなかったのではないか・・・、と考えたりもします。

ひとつ思い出しました。
確かその時タクシーの運転手に会ったような気がするんですよ。
確か、その人も水を飲みにやって来たんです。(挨拶しました)
しかし、見たのはそれだけで、特に団地(?)の方には
人どころか車一台見かけませんでしたが。
あと、もう1つ思ったのは、記憶がもうかなりあいまいになったせい
かもしれませんが、いま思い返してみるとなんとなく風景に違和感を感じました。
なんというか、遠近感がおかしかったというか、風景に不整合感があるというか・・・。
ちょっと違うかもしれませんが、例えるならスクリーンで遠くの映像を映してるの
を見たような感じとも言いましょうか・・・。



第45話 心霊スポットの団地 ヤミー 
はじめまして。
あたしにも語らせてください。

あたしの住んでいる団地は有名な心霊スポットらしく
夜な夜な若者が肝試しにやってきます。
ここに越してから霊感が強くなったのか、幽霊を見るようになりました。

夜中に目が覚めたら男の人が廊下をほふく前進していたり、
白い手がドアノブを掴んでいたりといろいろあるのですが
中でも一番恐かった話をします。

長くなったので一端切ります。

第46話 真っ赤な男の子 ヤミー 
10歳離れた妹がいるのですが、いつも妹にぴったりくっついている
真っ赤な男の子がいるんですが、その子がくっついてから怪我が増えたりして気になっていたんです。

ある日、団地に新しく人が越してきました。
そこの家の子供が妹と同じ年で、すぐに仲良くなって遊ぶ様になりました。
その子は水恐怖症らしくて、子供たちが近所の川に遊びに行く時は
絶対について行かない子だったのに、ある日珍しくその子から川に行こうと誘って来ました。

妹は「今日は外に出たらダメって言われてる」と断りました。
すると、普段穏やかなその子が怒り狂って「来いって言ってるだろ!」
と無理に連れ出そうとしました。結局一緒には行かなかったんですが。

2時間後、その子は膝くらいの水深の川の側の池で亡くなりました。
一緒に遊んでいた子供が言うには、溺れていることに気がついて助けようとしたけど、
藻がグルグル巻きになっていて助けられなかったそうです。
消防士の方もどうやったらあんな風になるのかと驚いていました。

お通夜の日あの真っ赤な子供がその家にいてビックリしました。
悪い霊なのかと思ったんですが、妹に「今日は家から出るな」
と言ったのはその真っ赤な子供だったそうです。

その後、その一家は引越して行き、新しい人が入居したんですが、
その人も2週間程で突然おかしくなり、近所の高校の生徒を次々襲ったり
冬なのにパンツだけで川に入ったりして病院に行ってしまいました。


長々とすみませんでした。

第47話 もしかして・・・ なん 
私はこの前、大掃除の時、普段入らない倉庫の掃除を、友達2、3人と掃除に入って、普通に教室に戻りました。
すると、教室中の人が駆け寄って来て、「どこにいってたんだ」と聞くんです。
泣いてる人も居ました。
先生や家族に聞くと大掃除の日、私や友達は倉庫から消えたんだそうです。
そして三日たった後、ひょっこり戻って来たそうです。
私達はどうなったんでしょう・・?

第48話 あれは、私に助けを求める声? 瑠音 
私が中学1〜2年の時です。
自分の家は二階建てで、
二階にある祖母の部屋に入ったとき今はありませんが、右手の親指の古傷が痛みだし、
寒気がしたと思ったら私の中に多数の人格?みたいな様なもの?が
助けてとか銃声とかそんな声や音がしたんです。
私は地元の神社で舞姫をやっているのですが、その関係かどうかはわかりませんが、
それをやる以前、以後も?体験をした事があるので、変な感じでしょうがありませんでした。
因みに
この掲示板にカキコする予知夢?もみました。
それまでこの存在は判りませんでした。

第49話 撫でる手 ウタコ  
あれは夏休みに祖父母の家に泊まった時の話です。
夜、私は祖母と一緒に畳で、仏壇のある部屋で寝ていました。
深夜、私は目を覚ましました。
でもまぶたを開けることが出来なくて、その上寝返りがうてないんです。
私は恐怖で怯えました。その時、誰に頭を撫でられました。
とても温かく、優しい手で。
手が離れたと思うとやっとまぶたを開けることと、寝返りをうつことが出来ました。
仏壇には私の曾お祖父さんと曾おばあさんがと祖父の兄弟が眠っているそうなのですが、
その中の誰かが頭を撫でたのではないかとおもうのですが・・・・・どうでしょうか?
(祖父は群馬出身です。群馬では自分の親兄弟が亡くなると残った兄弟達に位牌が配られるそうです) 
第50話 灰色の サブー 
風呂あがり、ドアを開けて真っ暗な廊下に出ると、闇の中から灰色の光の様な物が見えた。
凝視しているうちにそれは人の手の形になり、人の形になり、こちらに近付いて来た。
あまりに現実味を欠いた光景のため、恐怖は感じなかった。
しかしその「モノ」と目が合った瞬間、全身の鳥肌が立ち、体に力が入らなくなってしまった。

大きな女だった。

画像の悪い白黒テレビから抜け出てきたような、
近未来映画で見たホログラム映像のような灰色の女は、
3メートルはあろうか、顔は男性の上半身くらい、体は骸骨の様に細く、
四つん這いで音も無く歩いていた。
檸檬のように鋭く大きな目でこちらを睨み、
耳まで裂けた薄く大きな口を開けて笑った。
「ケタケタ」と大きな笑い声が聞こえてきそうだったが、
女は物音一つ発しなかった。
逃げようと思ったが廊下の端に追い詰められていたので、
とっさに近くの花瓶と共に置いてあった植木用の鋏を手に取り、
女の大きな目に向かって振り下ろした。
その瞬間、「ヒュッ!」と風の吹いたような音が聞こえ、
目の前には元の暗い廊下が広がり、一人鋏を握り締めた自分が居た。