免疫力        身留苦



恐怖百物語が1000話満願になってから、お知らせを掲示しようと思ってたんですが、現在999話。なかなかあと1話というのが集まりません。(笑)
それでも1月中には達成されるだろうと思います。
このようにして皆様のお陰で、こんなに沢山のリアルな実話が集まりました。ここであらためてお礼を申し上げます。<(_ _)>

ところで私は昨日、ある難病の男性に会いました。
その人は白癜(しろなまず)という病気で、全身にまだら模様ができていくのです。
見た目がよくない、とそれだけならまだしも、まだらがひとたび眼に及ぶと確実に失明してしまう、というのです。
いつか失明するかもしれないという恐怖に耐え、それでもその人はとても人に優しい。そして暗くない。
穏やかに私に色々教えて下さいました。ひとつは免疫のことです。
生きていればおよそ誰でも時には悲しいこと、嫌なことに遭遇します。
それは突発的な不幸な出来事だったり、人間関係のごたごたであったりするわけですが、
その時に心が打ちひしがれ、精神が弱りますと、がくんと免疫力が落ちます。
落ちたところへ色々なウィルスや病気の素となるものが侵入しやすくなるのです。
結果的に、さまざまな病気が発生します。
それを防ぐのはひとえに心の持ちようです。
心の根底を明るく保つことが大切です。多少あほになってもいい加減になってもいいではありませんか。
つきつめてつきつめて自分も他人をも追い込んでいくストーカー気質、これはいけません。
嘆き悲しみわが身を呪い人に当たる、これもいけません。
(ストーカー気質については、この私の別サイト「偽善者度診断」なども参考にして下さい。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/hit/hup121.htm
免疫力を高めるには、心の底から湧き上がる自然な笑いが有効です。
その笑いを誘発し常にたやさないためには、多少あほでいい加減に生きることではないかと私は考えたりするのです。
時に悲しんだり落ち込んだり腹を立てたりパニくったりするのが人間です。
ただその後の心の処し方を明るい方へ、そしてこの難病の方のように人に優しくという方へもっていければいいのでは・・・と思っています。
ストレスがたまった時に怖い話を聞くとすかっとして雲散霧消する私ですが、ここを訪れて下さる方の多くがまたそうではないかと思います。
怖い話を聞くと脳内の快楽物質が出ると科学的にも証明されているそうです。
そういうストレス解消の場を提供する意味でも、サイトを維持管理するのに色んな方の手を借り支えられ感謝しながら、
これからも自然体で楽しく運営していきたいと思っています。
今後ともどうかこのへぼサイトとへぼ管理人をごひいきによろしくお願いいたします。<(_ _)>
合掌。

                                                           管理人 身留苦

                2003年1月29日<水>