未来日記 身留苦
私の大嫌いなあのテレビ番組の話じゃないんです。
テレビを見ていたら、
プロレスラーの高田選手とタレントの向井亜紀夫妻の、
代理出産成功に至るまでのエピソードが語られていました。
妻の向井さんは、赤ちゃん出産の、未来日記をつけていたそうです。
日記は未来に起こって欲しい出来事を日付入りで書いて、
最後に神様に感謝の言葉を記すというもの。
日記には着床が成功して双子が生まれた喜びが綴られていて、
最後に「神様、有難うございます。」
果たして、現実は未来日記の通りに代理母の母胎に卵子が着床し、双子が生まれたのでした。
代理出産では多胎児となる率が高いのかどうかは知りません。
精神衛生上、この日記がよいのか悪いのかもなんともいえません。
実現しない事が続けば落ち込むような気がしますし。
しかしひとたび成功すれば、人は神様のおかげで願いが叶ったんだ・・・と悦びに満ちあふれるのでしょう。
ただ、未来を綴るという行為は、潜在的な人間の予知能力を引き出すことに繋がります。
あらかじめ設定されている未来の出来事を、
予知能力者は夢などのさまざまな方法によって第六感で捉えます。
ところが宇宙法則は奥が深く、未来は設定されてはいるものの、
ある種の人たちによって変える事が可能です。
ある種の人たち・・・もともと予知能力があり、更に未来を変えられると信じ、
変えたいと強く願う正エネルギーを持った人たちと言ったらよいでしょうか。
それがこのタレントさんに当てはまるのかどうかはわかりません。
代理出産成功は、たまさかの偶然だったのかもしれません。
しかし、明るいプラス志向の未来日記を書くという行為が、
幸せな未来を自ら導いたのだ、という可能性も否定できないと思うのです。