第81話 声 オリケ

ある朝、母とぼくが和室で寝ているといきなりこの世のものとは思えない恐ろしい声を聞いて二人とも声をあげて飛び起きました、
その声正体はなんと・・・電池の切れかけたゲゲゲの鬼太郎のめざましでした。
トーンかなり低くてスローがかってたのでマジこわかった!

第82話 朝ご飯 華月 
朝といえば、みそ汁。

うちではいつもそうでした。
豆腐とワカメ。
いつものように寝ぼけ眼で、食卓につき、みそ汁を一口すすりました。
軽くお椀をゆらすと、黒い影。

「ワカメだな・・・」

私はまた一口、汁をすすろうとして、お椀を傾けたとき・・・。

「ゴキブリ・・・・」

ええ。奴はいました。
死んでましたがね。
ワカメじゃなかった。
あのときの光景は今でも鮮明に憶えています。
細長い触覚。
ギザギザした足。
少し開いた羽・・・。

その日私は、何も食べることが出来ませんでした。
第83話 はねられた瞬間 闇猫
信号待ち。青になり前の車が、徐々に進み出し自分も進もうとしたとき。ふと右のサイドミラーで後方を確認すると・・・。

「どじゃ!!」

なんと小学生の男の子が道路に転がっているではないかっ!!
対向車が、車の影から飛び出した男の子に気付かず、はねてしまったのだ。
男の子はコロコロと転がると、パッと飛び起き歩道の方へ。

大丈夫だったようだが、あの時の車と人が接触した嫌な音は、忘れられないよ。
第84話 恐怖の料理 シルラ

私の母は恐怖の料理を作りました。
料理名 ハンバーグ?
そのハンバーグのレシピは、普通に途中まで作るのですが、材料にゴキ○リをいれます。(みじんぎり)
そして、それを先生に食べさせたのです。
ミミ○も入れたかったそうです。(このときの季節は 冬 )
先生の感想
ちょっと中が焦げているけれど美味しい。

シルラの感想
母の先生。(昔の)あなたの味覚は、異常です。
すぐにでも病院の先生方に相談されることをお勧めいたします。
あと、母の代わりにすみませんでした。もう時効ですよね?

第85話 お猫様  ばそ

いきなりですが俺は猫を飼ってるんです。
朝6〜7時 
俺の部屋の前での出来事。


ガシガシっ


猫「お〜〜い きたで〜〜( ´∀` )」


ガシガシガシガシっっ


猫「はよおきーや 朝やで( ´∀` )」


ばそ。○(うるさい 勘弁してくれ 俺の目覚ましはまだなってないんだ(汗)
と思いつつまたすぐ寝だす俺。


ガシガしガシガしガシガし ガラッ
自力で引き戸を開けて入ってくる猫。


猫「じゃますんでえええ けっ ̄Д ̄ 手間かけさせやがって」


ばそ。○(俺の部屋やぞ 勝手に入るなやあ・・・( ̄0 ̄;)
と思いつつも見なかったことにして寝る俺(笑)


トンっ  

ベッドの上にあがる猫。

布団の上にのっかる猫。


猫「オラオラオラオラ!!!どかんかい!!はよどかんかい!!

                     わしゃそこで寝たいんじゃ!!」


幅寄せしてくる猫。

そしてやっと起きだす俺(涙)

なんとこれは毎朝繰り返されてるのです(号泣)


いくらお猫様でもこんな横暴許されていいのでしょうか・・?
第86話 恐怖の一夜 けいこ
真夏の怖い話です。
子供と一緒に実家に里帰りしていたときのこと。
子供達は夜中までどたばたして遊んでいた。
時刻は2時、突然、2階の私達の部屋がドスン、ドスン、ドスン、大きく揺れだした。
「ポルターガイストが出た」と子供達は顔をこわばらせしーん。
両親に知らせようと私達はそろ、そろと階段を降りはじめた。
階段を半分降りたとき私達の目に入ったのは両親の部屋からしゅ=====っと飛び出てきた青白い光の玉。
「わっ!」私達は恐ろしさのあまり階段をのぼり朝まで電気をつけて寝た。
朝がきた。ゆうべの恐怖を言った。 
「昨日2階が揺れて」
母「あんたたちがうるさいから天井に乳液のビンをぶつけたのよ」
「部屋から光の玉が」
母「あんたたちが夜中に降りて来るから乳液のビンを投げたのよ」
乳液のビンは重ねた座布団の間に見事キャッチされて音を吸収していた。
第87話 給食 マツ
小学校の時よく給食のご飯をあけると
ぎざぎざの黒い足のようなものが埋まってたり触覚のようなものが混じっていてとてもいやだった。
僕の学校だけだったのでしょうか
第88話 公園は誰のもの まるこ
身留苦様、はじめまして。
前からサイトは拝見していたのですが、投稿は初めてです。
先日私と友人が体験した話をします。
恐怖か恐不かわからないので身留苦様の判断におまかせします。

私の住む町には戦没者慰霊碑のある公園があります。
最近公園に子供の霊が出るという噂を聞きつけました。
雨の日の夜中になると、公園のブランコに女の子がぽつんと座ってるそうです。
先日夕方に友人と通ったので、ブランコ見ようとなりました。
公園のブランコは古くさびついていましたが、私と友人はブランコに座ってしゃべっていました。

公園と隣り合わせに古い家が立ち並び家から中年の女性が出て来て、
ブランコそばにある公園の水道をひねり当たり前のような顔で持ってきた炊飯釜にジャージャー水を入れました。
きっと毎日やってるんでしょう。私と友人はあきれて見ていました。
並んだ家から小さい子が数人出て来てそのうしろから母親らしき人たちが出てきて、私たちはなぜかすごい目で睨まれ続けました。その目は「縄張りから早く出て行け!!」と物語っていました。
なぜ睨みつけられなきゃならないのか?公園は庭のつもりで水道とブランコは私有物だと信じているのか?
私と友人は「幽霊よりもっと怖いのは厚かましい人たちだ。」と言いながら公園から脱出!!しました。
第89話 燈篭 諏屍火
今日はすんごいビビることがありました。
私のうちは神社なので、毎晩灯篭が点いているかどうか見ます。
今日は見に行くついでに犬を散歩させていると、燈篭がついてません。
不思議に思って神社に入っていきましたが、よくわかりません。
ついでなので、犬を廻らせて、ふと神社のほうをみると、燈篭がついてる!!
びっくりしてしばらく口があんぐりでしたが、母に聞くと、
「8時にならなくちゃ点かないようになってるの。」
と平然と言われてしまいました。
第90話 怖がりの犬  諏屍火
恐不体験といえば、もう一つ。
うちの犬は怖がり。
神社の近くの溝で、一部だけあいている部分があります。
そこが怖くて、そこに近ずくと犬は怖がって逃げるんですが、逆方向から近ずくと、逆によろこんでそこに行きます。
どーなってんだよ・・・。
おかしな犬です。