第111話  真実は… asari 

とある学校での話です。

そのころ、私は小学校で帰りの会をしていました。
そしたら、うしろで“つんつん”と背中をつつかれました。

だれだろう?と思って振り返ってみると後ろの席の人がすましているので、気のせいかなぁと思ったんですけど、
実は…

一列挟んで斜め後ろの男子が班長旗で私の背中をつついていました…。
しかもその男の子の事を私は好きだったという…
第112話 父の秘密 YY
以下は、チャットでYYさんから聞いた話を、YYさんの希望で管理人が文章化したものです。

Iさんという怪談のうまい有名人がいる。
Iさんの娘が合コンで酔っ払って、
「うちのお父さん、霊感まったくないんですよ〜。話も全部作り話なんですよ〜。だって私も2つ作ったもん」
と言った。
しゃべり方までお父さんに似ていたのでみんな吹き出したらしい。
第113話 ヘルメット まだらき
私が高校生のころの話です
私の高校の同級生のAくんとAくんの中学高からの友人Bくん(遊び仲間)
この2名が体験した出来事です
AくんとBくん彼らは郊外寄りのところに住んでいるので
移動は原付、道はプチワインディング
と言うのが御決まりなのですが
冬のある日
Aくんが先行、Bくんが続く感じで原付バイクを走らせていた時です
Bくんが道路のカーブの日陰部分の凍結に気が付かずスリップダウン
しかし対向車にダンプカーが
そしてBくんの頭にダンプカーの前輪が「ガコっ」と音を立てて乗り上げたそうです
Aくんがバックミラー越しにその一部始終を目撃「Bが死んでもたーっ」
あわてて駆け寄ったところ
Bくん「死ぬかと思ったー、汗」
Bくん「5万もしたヘルメットがぁ〜、泣」
そうですレースの安全規格を通っているヘルメットのおかげで身体は無傷だったのです
おまけに海外ブランドの高いのを
被っていたおかげで財布は重傷だったそうです
そのヘルメットは真っ二つに割れていたそうです

みなさんヘルメットは高い安全基準認定の物を着用しましょうね
第114話 人が 松丸

怖くないけれど、ある意味怖いような話です。
仕事帰りのことでした。辺りは既に暗く、人気のない道を歩いていました。
ふと、前を向くと人が倒れていました。うつ伏せで顔はわかりませんが、男の人です。
かけより声をかけましたが反応がありません」。
当時は携帯を持っていなくて、私は途方にくれました。
そこには公衆電話も民家もないんです。
そうしているうちに、サラリーマンらしい男の人が通りがかり、助けを求めました。
ところがその人はかかわりたくないと行ってしまいました。
どうしよう、と思っていると、
別の男の人がその倒れている人に声もかけずに手をかけて連れて行ってしまいました。
知り合いだったんでしょうか?それとも。
と言うか、あの人は息をしていたんでしょうか?
それ以来、私は携帯いらない派だったのに、買ってしまいました。
なんだか、不気味な感じのする一件でした。
ちなみに、朝刊にはのってませんし、噂にもなりませんでした。


第115話 死ぬ寸前の奇跡  ゆぅ

これは去年の不思議な話です。
私は妹と部屋と部屋を走り回って遊んでいました。疲れてきたときに母親の部屋に曲がりきれずそばにあった柱の角に走っていったスピードのまま思いっきりぶつかりました。ところが気付いた時にはそばの廊下に座り込んで頭をさすっていました。どうやら3秒前の記憶がなくなにも知りません。でも思いっきりぶつかったと思えないほど痛みがありませんでした。次の日亡くなっている兄の友達の医者に聞いてみるとあのままぶつかっていると、脳に障害が残ったり死にいたるところでした。ところが死ぬ間際「○○(本名)になにかあったら俺が守る」と言ってくれたそうです。これは兄のお陰で死なずにすみました。優しかったおにいちゃんありがとう!


第116話 危なかった・・・ スープ
私の友達が体験した話です。
福島県いわき市のある道路(みんなでワイワイ話していたので、詳しく聞くのを忘れてしまいました)で起こった話です。

以下、友達の話↓↓↓↓↓

『この間、家族で出かけてたのね。
で、お母さんが運転してて。
お父さんが助手席で。
私が後部座席に座ってたの。

その道って、まっすぐ行くとT字路になってる道なんだけど。
いつも通る何でもない道路の風景だし。
私は、普通にボーッとしていたのね。

その時、お父さんがいきなり「ブレーキ!!」って叫んだのね!!
お母さんはびっくりして急ブレーキを踏んだんだけど。
キキーッ!!って、
急に何事かとビックリするじゃん!?

「えっ!?何!? びっくりするでしょっ!!(怒)」ってお母さんが怒ったら、
「お前、何でブレーキ踏まないんだ!!」と逆にびっくりしているのはお父さんで。

「もう、T字路なんだから、スピード緩めろよ!!」って言うのね。
お母さんが「まだ、T字路は先でしょ!?」って、
訳わかんない・・みたいなことを言うから。

私が前を見たら、確かにすぐ目の前にT字路があるから、「もうT字路じゃん!!」って言ったら。

お母さんが前を見て、「えぇ!? まだ、まっすぐな道じゃなかったっけ!?なんで!?」って、騒ぎになって。

お母さんには、ずっとまっすぐの道に見えてたんだって。
でも、お父さんはT字路が近づいてきてるのに、アクセルしか踏まない母を「あれ?」って思っていて、止めたって言う話なんだけど。

どういうことかわかんないけど。
もし、お父さんが寝てたりしたら、今頃死んでたかもねー!!(笑)』
って友達が笑うから、その時は笑い話になったんだけど。

よく考えたら、お母さんには本当にまっすぐな道に見えていた訳で。
もし、私が一人で車に乗っているときに、それが起こったら・・・
って考えたらぞっとしました。

どこの道か、詳しく聞かないとな〜・・と思います。

第117話 ベトナムにて PKY

初めて投稿します。心霊関係の話ではないですが怖い話ではあると思うので。。。

現在輸入商社に勤めています。
その関係上はじめてベトナムに出張が入った時の事です。
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが
ベトナムは非常に信号が少なく、たとえあってもほぼ無いに等しい交通無法地帯状態です。(出張先はハロン湾方面)
そんななかバイクは2〜3人乗りが基本でヘルメットの着用義務もない(?)ため 
「あ〜この国は結構年間死傷者おおいやろうなぁ、、」って思っていた矢先、交通事故が前方で発生したらしく渋滞になりました。

渋滞の流れにのってゆっくりとすすんでいると、とうとう事故現場の横を通り過ぎることになりました。
案の定死亡事故。 生まれて初めて死体を見ることになりました。
事故原因までは分からないまでも、大破したバイクと乗用車からして正面衝突。 
バイクは2人のりノーヘルだったようです。 
頭が割れちゃった。。。的な話は無いですが口から血を多量に流しており 
血の気がまるでない紫がかった肌の色になっていました。

あたりには人だかりができ、死亡からかなりたってそうな感じなのに救急車の音すら聞こえません。
と、その時目を疑ったのですが まわりの野次馬が死体から金品を奪っていたのです!!

あまりの世界の違いに絶句。 なんか映画とか?ドキュメンタリーフィルムとかでみたことあるような凄惨な状況に
日本の温室育ちの自分にはなかなか現実だと飲み込めませんでした。


第118話 セミ 管理人
暑い夏の日、母が外出先から帰ってきました。
右胸にとってもリアルなセミのブローチを付けていました。
こんな武骨なブローチをつける趣味が母にあったのかと軽く驚きながら、
「それは・・・」と指差して、1秒後、「ぎゃーっ」と二人で叫んでいました。
本物のセミだったのです。
母は外でセミを払い落として事なきを得ました。