第11話 成長する声 アーク  
アークはどうも夢うつつ(レム睡眠の覚醒寄り)の時にトランスに入る体質らしくて、
聞こえたり見えたりして酷いです(今はあんまりありません)
髪のばしてから勘まで鋭くなっちゃってトホホ〜って
話がソレテイル!続けましょう。

で、その夢の発端は赤ん坊の声からでした。
前まで奈良に住んでいたのですが・・・そこが一番霊障??酷かったです。夢の。
それで怖いながらも目を開けば目の前にあるのは・・・緑色の・・・光??
螺旋状で目の前に浮いてました(父によるといたずら好きの精霊らしいですがそんななまっちいものじゃないと思います)
それ以来、引越ししても夢は続き聞こえるのは
赤ん坊から幼稚園の園児20人程の声→都心の人ごみの若者がわいわい言ってる声→オフィスの音と進化。
そして気付いたのですが、何だか成長してませんか?・・・。
で、「次は老人だな」とか友人と冗談で言ってたんですが・・・
何故か次はインドで聞いたのですが、女の人の笑い声があちこちからハウリングして聞こえるというものでした。
何で?と思っていた矢先に来た・・・次の幻聴。
それは・・・・「ビルから堕ちる」夢でした(音だけじゃなくて落ちました)
「このままでは自分も死ぬのでは・・・!?」と思い慌てて布団に掴まりましたが、それ以来あの音は来ません。
どうも老人になる前に自殺して、その原因があの女の笑い声にあるような印象を受けるのですが・・・
誰かの人生を、追体験したって事でしょうかねぇ??
第12話 ある店で。 ぴぐ 
以前、友人と一緒に、友人が勤めていたことのあるスナックに遊びに行った時の事・・・。
二人で、カラオケとか歌いながら楽しく飲んでいました。
ある程度時間が経ってトイレに行きたくなったので、
友人に聞き行こうとしたところ「気ぃつけなあかんで。」
と言います。まぁ、その時は気にもしなかったのですが、
トイレに入ると、なんだかひんやりして、重い空気。
急いで出て席についたところで、私の歌の順番が回って来たので
歌いにステージに移動。だけどおかしい。
息苦しい。目の前が途端に真っ暗になりたっていられなくなったので、
友人が駆け寄って来た。
「大丈夫?だから、トイレ行く前に気ぃ付けよー。って言うたやん。」
友人は慌てて支払いを済ませ私を連れて外へ・・・。
半分抱きかかえられるように友人に支えられ、「家まで連れて帰るから。」とタクシー乗り場を目指すけど、
私がまともに歩けない・・・。とにかく寒いし、動悸がするし、立ちくらみのように目の前が暗くなる・・・。
「ちゃんと歩かなあかん!止まらんと!」
「でも気分悪い・・・。」座り込む私を無理やり立たせ、
引きずって私をタクシーに押し込み私の家に向かった・・・。
タクシーの中でも寒気は治まらず、友人の膝を枕にして横になっていた。
友人は背中をさすってくれながら「もうちょっとやから我慢しいよ。」
家について数十分後、なんとか治まり私も落ち着いたので、友人が話し出した。
「あの店に前勤めてた女の子が自殺したんやー。
その子が、あの店のトイレに出るらしいねん。そやから、何かあったらあかん思て気ぃ付けって言うたんや。」
ちなみに、私はかなりアルコールは強い方だったので、酔って気分が悪いのではないとわかりましたが、
それから、飲み屋さんとかのトイレに入る時は気配に気をつけるようになったのは言うまでもありません・・・。

         
     

第13話 不思議な光。 ぴぐ 
友人達と、夜中から日本海方面へ海水浴に行くために車を走らせていたときのことです。
今のようにその頃は早道の有料道ができていなかったので、
すべて田舎道を通ってのことでした。
峠とかをいくつか越えるのですが、民家があっても、街灯とかはほとんどなく空気も澄んでいるので、途中車を止めてもらい、
満天の星を眺めたり楽しいドライブでした・・・。
いくつぐらい峠を越えた頃かな?民家が結構目に入りました。
すると突然、上から真っ白な光がすうっと降りて来て、ふわっと
膨らむような感じでまたすうっと消えて行きました。
2、3秒もかかったかな?かなり明るい光だったので、
「見た?見た?今の!」騒ぐ私に、運転席の友人が「ああ見た、
光ったやつやろ?」車は4人乗りで、私は運転している子の後ろに
座っていたので、右方向がよく見えたのは2人だけ。
距離が結構離れていたので、実際目の前だとかなりの大きさがあったと思います。
わからないまま、その時は終わったのですが、
その数年後、運転していた友人が海外でお亡くなりになりました。
周りのみんなは危ないと止めたそうですが、一人で泳ぎに海へ入ってしまったそうです・・・。
何日か捜索が行われたそうですが、ご遺体が発見されないままご家族は帰国されました・・・。
私たちが見た不思議な光。
友人の悲しい事故と関係があるのかどうかは、未だに謎のままですが、口数は少ない人でしたが、
心の優しい子でした。私は何もできず悲しいですが、心からご供養を申し上げるばかりです・・・。
第14話 マンションで 管理人
この話の寒気と気分悪くなった時の状態を詳しく書いてらっしゃるわけですが、
実は私もそっくりの状態になったことがあるんです。
親戚のマンションに行った時です。
冬とはいえ、マンションに着いて部屋に入る前から、
いくらストーブにあたっても回復しない。風邪をひいてるわけでもない。
もう寒くて気分悪くてこれはおかしい。。。て話になりました。
親戚は越したばかりで知らなかったのですが、
やはりそのマンション、失恋自殺があってたということでした。

第15話 霊感家族その1 格の高い守護霊 H2 
579話目の話で)
出入りの業者の女性に聞いた話を載せていただきましたが、続きを聞いたのでまた投稿いたします。

その40代の女性は霊感が強いですが、霊が見えるのは彼女と血のつながりがある家族ばかりです。
彼女のお父さん、彼女の娘さん、彼女のおばあさん、そして本人。
ということは、霊能力とは遺伝するんでしょうか?
中でも彼女のおばあさんに当たる人が、もっとも霊が見えるそうです。
彼女のおばあさんの守護霊はとても力が強くて
格が高い霊だそうです。
そういう霊がついているので、
おばあさんはいくら霊を見ようとも出逢おうとも霊障ひとつ起こさない
そうですよ。
第16話 霊感家族その2 座敷わらし H2
彼女の家には座敷わらしやらその他の霊がいるそうです。
その座敷わらしが色々わるさといいますかいたずらをするそうです。
彼女のお父さんは夜中に寝ている時に座敷わらしから身体のどこそこを触られる。
それから夜中に部屋をばたばた走り回られる。
この音は家族全員が聞くそうです。
そして彼女の娘さんはよく家の中でしゃべりあっている二人の老婆を目撃するそうで。
老婆たちの話は聞こえても、何を言ってるのかまではわからないそうでした。
第17話 霊感家族その3 兵隊 H2 
彼女は前にも書いたように病院へ行くと見える、
それから左半身に痺れがくると話してくれました。
葬式に出た時もそのような状態になるらしい。

昔、彼女が横須賀に住んでいたときの怖い話も聞きました。
そのアパートの隣は神社という位置です。
その頃夜中に寝ていたそうです。
すると外から、

ざっざっざっ・・・・・

規則正しい大勢の靴音が聞こえてきた。
彼女は怖くなり布団をかぶってみじろぎも出来なかった。
足音は近づいて来て彼女の枕のそばを通りました。
彼女にはなぜかそれが軍隊の大勢の兵隊さんたちの足音だとわかっていたそうです。
足音は通り過ぎその時彼女は金縛りにかかった。



第18話 霊感家族その4 自殺した人 H2 
当時彼女のいた横須賀のアパートは神社の隣りでした。
彼女はある時アパートで
「ぎゃあああ」
というすさまじい悲鳴を聞きました。
昼間です。
驚いて窓から見ましたが、なにかよくわからないものの異常事態なのはわかった。
実はそれは自殺死体を発見した人の驚きの悲鳴だった。
その自殺者はこともあろうに神社のがらんがらんする鈴のところの梁で、
首を吊ったそうです。
さてその晩です。
出たそうです。
私が聞いたのはここまでです。ここで昼休みが終わってしまいまして。
続きは今度彼女が来た時に聞いておきましょう。ではまた投稿します。

第19話 21世紀の森の駐車場 しゅうじ 男性 山口県
山口県にある、21世紀の森の駐車場では昔焼身自殺があって、
その自殺者が自殺した所は今は駐車禁止になっていて、
そこに車を止めると自殺者の霊にたたられる。
第20話 もう一人足りない。 としぱん
おはようございます。管理人様、カリカリのミィ様、レスありがとうございます。
今日はちょっとした小話を・・・。

私が高校生の時の話です。女子って、大体4〜5人でグループを作って、お昼のお弁当を食べますよね。
私もそうやってご飯を食べていました。
5人中2人がパンを買いに行き、揃ったところで全員がお昼を食べ出した時です。
私はふと「もう一人を待っている」気になっていました。
全員揃っているのに、なぜかもう一人足りない気がするのです。
漠然と「あと一人が来ないなぁ」と考えていた自分に気が付き、それを口にしました。
「ねえ、みんな揃ってるのに、なんでか一人足りない気がしない?」
軽く否定されると思いました。でも、返って来た答えは・・・。
「私も思った」
「なんでだろう」
「変だね。揃ってるよねぇ?」
・・・でした。
3年間、途中でメンバーが変わったり、転校して抜けたりといったことはありませんでした。
でも、その時はメンバー全員が「誰か」を待っていたのです。

私は「来ていない一人」を、セミロングの女の子だとイメージしていました。
顔はハッキリ浮かんできませんでした。私は顔も思い出せない「その子」を普通に待っていたのです。
・・・一種の集団暗示でしょうが、誰がそんな暗示を私達にかけるでしょう?

もしかしたら今も、「その子」は学校にいるのかもしれません。
そして、ある教室の一つのグループに紛れ込み、「みんないるのに一人足りない感覚」にさせているのかも知れません。
・・・こういう現われかたをする霊っているんですか?

もし霊なら、すごく寂しいというか可哀相な感じがします。